サポートネットワークの核になることを目指します

「発達障がい」という“脳の機能障がい”をもって生まれきたお子様やご家族をサポートする場を作りたい!とこどもデイサービスセンター和~なごみ~を2012年に設立いたしました。

和(なごみ)は発達障がいをもつお子様が集団生活に対応できるよう療育する場、不安を抱えた親御様たちの不安をわずかでも取り除ける場になるよう、医療や行政サービス、学校との連携を深め、サポートネットワークの核になることを目指します。

年齢別療育内容

3・4歳の療育内容

幼児の発達障害支援を行っています。早い段階から療育に取り組むことで、症状が早期から落ち着くこともあります。

スケジュール

午前中お迎え→療育→昼食→送迎
※保育園/幼稚園のルールによっては、11時までに送迎することもあります。園の方針に従い療育しています。

療育内容

  • 感覚統合療法 トランポリン、ハンモックなどで遊びながら感覚運動を育みます
  • 小学校生活へ向けて読み書きの練習
  • 昼食は管理栄養士が作った料理を提供しています。

小学生の療育内容

小学生の療育は、学校での生活や個々の特性に合わせながらプログラムを変更しています。

スケジュール

授業が終了後、学校または自宅へお迎え→療育→送迎

療育内容

中学生の療育内容

中学生は将来への進学を控えた学習サポートがメインとなります。

スケジュール

授業が終了後、学校または自宅へお迎え→療育→送迎

療育内容

高校生の療育内容

高校生は就職を視野に資格取得サポートや、実際に仕事をし社会性を育む体験もあります。

スケジュール

ご自身で来ていただくまたは自宅へお迎え→療育→送迎

療育内容

和(なごみ)の特徴的な療育

書道

日本習字の指導員による毛筆・硬筆を学びます。正しい姿勢で落ち着いて、よく見て書くことで、集中力を身に付けます。検定を受けることもでき、受賞や進級を通して子どもたちの自信・やる気につながります。

書道は感覚統合の一環にもなり、からだの使い方をまなんだり、筆圧のコントロール、力加減の調節ができるようになったりすることを目指します。お手本を見ながら、大きな紙に書くことで空間認知の力も育ちます。

良い姿勢を保つことで体幹が鍛えられ、疲れず座っていられるようになったり、からだをうまく使って運動を楽しむことにもつながります。作品は教室内と最寄りのバス停留所にも展示し、地域とのつながりを大事にしています。

学習サポート

お子様の学力や状況に合わせて学習計画を立てます。見やすく解りやすくするための工夫をした手作り教材、タイピングなどのパソコン操作の学習、タブレットも導入して、お子様に合う学習の方法を一緒に探して支援します。
文字の読み書きが苦手なお子さんにはビジョントレーニングを行ったり、手先を使う細かい作業が苦手なお子様には微細運動として箸の練習など手先の力を育てる運動を取り入れています。

微細運動の例

ねじ組み立て…
ねじとボルトを組み立てることで、手先の巧緻性や指の分離運動を促し、また目と手の協調性を育てます。

立体図形…
お手本となる絵を見ながら立体を想像する空間認知の力、色を識別する認知機能も育てます。多様な遊び方ができるのでねらいに合わせて工夫して使用します。

食育

クッキングイベントを行い、作って食べる楽しさや喜びを感じ、コミュニケーションの学習をします。
また、土曜日や長期休みには昼食に管理栄養士が立てた献立メニューをスタッフと一緒に調理して食事します。

ご家庭では経験させづらい部分のある調理活動も安全に楽しく経験できるよう、スタッフがサポートします。なごみで育てたトマトやピーマンなどの野菜の収穫も食育の一環としておこなっています。

感覚統合

”姿勢をまっすぐに保てない”、”どんどん足踏みをして落ち着かない”、”力加減を調節できない”、このような悩みを抱えるお子さんは感覚統合がうまくできていない可能性があります。

人間には、よく知られる“五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)”の他、バランスをとる“前庭覚”、からだの動きをコントロールする“固有受容覚”という感覚があります。感覚の受け取り方は人それぞれ個人差がありますが、特に発達障がいのお子さんにはこの感覚が過敏、あるいは鈍麻の場合が多く、感覚がうまく統合されない結果、刺激の拒否や、反対に強い刺激を求める行動として日常生活に現れることがあります。

和ではハンモックやスイングと呼ばれる遊具を用意しております。感覚統合療法に基づき、遊びを通して感覚にアプローチすることで、感覚を整理・統合する力を育て、日常生活をより楽しく過ごすサポートをします。

花育

お花を手に取って香りや手触りを楽しみながら、ゆったりとした雰囲気の中で花育をします。

この時間の子どもたちは一心にお花と向き合い、ただ、切り花をする音だけが聞こえる空間に変わります。嗅覚・触覚で伝わる感覚刺激を取り入れていますので、花育の回数を重ねる事に、【表現の仕方】に変化を感じられ、花と触れ合った後の子どもたちの表情は達成感に満ちています。

2回目、3回目と回数を重ねた子はより自分らしさやこだわりを持って作るようになっていきます。子どもたちの見たことのない表情が現れます。

ドッグセラピー

他にも様々な療育プログラムを取り入れています

和(なごみ)では、他にも礼儀や体幹を育てる「空手」。情操や気づき、思いやりなどを表現した絵本による「読み聞かせ」などなど、幅広いテーマをプログラムとしています。
また、ホールのアクアリウムでは、クマノミ、アカハチハゼ、カブトガニ、オトヒメエビなどとてもめずらしい水の生き物を飼育しています。

和(なごみ)のいちにち

こんにちは

挨拶、荷物の整理をします。

がんばりタイム

一人ひとりに合わせた学習をします。学校の宿題もサポートします。

おやつ

おやつ

好きなおやつを選んで食べます。自分で選択する力を育てます。


お片付け

お片付け

ライフスキルトレーニングの一つとして食べ終わったお皿やおしぼりを洗って片づけます。


イベント

イベント

クッキングや工作、感覚あそび等、毎月のプログラムに合わせて行います。
感覚遊びでは全身を使った運動を行って感覚を育て、工作では、はさみやのりを使う微細運動を通して手先の細かい運動の力を育てます。手順をしっかり理解して考える力のトレーニングにもなります。個性を大切にし、ひとつの作品を自分で作り上げることが成功体験となってお子様の自信につながります。


エンジョイタイム

エンジョイタイム

わいわいスペース、もくもくスペースと遊びに合わせて空間を区切り好きな遊びを楽しみます。 小学生、中高生の時間帯に分けて年齢に合わせた環境を作っています。


お片付け

遊んだ物を片づけて帰る用意をします。

さようなら

さようなら。