お子さまが療育を利用したい場合、気になることのひとつが「療育にかかる費用」ではないでしょうか。
療育をいざ受けるとなっても、実際にどれだけ費用の自己負担がかかるのか分からなければ不安ですよね。
この記事では、札幌市清田区里塚にある児童発達支援・放課後等デイサービス「こどもデイサービスセンター なごみ」が気になる療育の費用についてをご紹介します。
療育の費用はどのくらいかかるか
認可を受けた通所施設などの場合「障がい児施設給付制度」により、自己負担1割で療育を受けられます。
残りの9割は、国と自治体から「障がい児通所給付費」もしくは「障がい児入所給付費」として給付されるしくみです。
親御さんの所得金額によって原則、月ごとの利用者負担額には上限があります
| 所得金額 | 負担上限月額 |
|---|---|
| 生活保護受給、市町村民税が非課税の世帯 | 0円 |
| 前年度の年間所得が890万円までの世帯 | 4,600円 |
| 前年度の年間所得が890万円以上の世帯 | 37,200円 |
また、自治体によっては独自の助成金があるケースもあります。
あてはまる場合はさらに利用者負担が減る可能性がありますので、まずはお住いの自治体に療育負担がどれだけになるかを相談してみてくださいね。
他にはおやつ、療育教材費等、療育にかかる費用については別途実費負担（遠足などの入園料や移動費等）が必要になります。
減免措置の利用で料金負担を軽減できる
お住まいの自治体の窓口で、他にも減免措置がないか確認してみましょう。
療育サービスの利用にあたっては、減免措置を活用することもできます。
例として多子軽減措置では、兄や姉が保育所・幼稚園・認定こども園などに通っている場合に自己負担額が軽減されます。通所施設を継続して利用するには一定のお金が必要となるため、減免措置の活用も検討してみてください。
児童発達支援の無償化制度もある
児童発達支援には、年齢に応じて利用者負担が無償化される制度があります。
2019年から開始された制度であり、3歳〜5歳までのお子さまであれば利用者負担が無償化されるというものです。具体的には、お子さまが満3歳になって初めての4月1日から適用されます。この無償化は小学校に就学するまで続きます。
ただし、支援施設を利用する際に発生する交通費など実費負担する部分については適用外となるため注意してください。
民間療育は自己負担
民間療育は習い事と同じで全額自己負担になります。
例として月4回程度で1回あたりの時間は30～60分程度
15,000円～80,000円程度/月額
さらに入会金・施設利用料・教材費が必要な場合があります。
公的な療育サービスと比べて費用は高くなりますが、その分保護者支援や個別支援を受けられたり、内容が充実しているのが魅力です。
別途、入会金や施設利用料がかかる場合があるので、注意が必要です。
ペアレント・トレーニング費用は別途必要
「ペアレント・トレーニング」とは、発達障がいを持つお子さまとのかかわり方を親御さんが学び、家庭内のストレスが軽減されることを期待できるプログラムのことです。
通称「ペアトレ」と呼ばれ、親御さんがプログラムを学ぶ費用は別途必要となり、費用は団体によってまちまちです。
札幌市では「ペアレント・メンターによる家族支援」があります。
ペアレント・メンターとは自らも発達障がいのある子育てを経験し、かつ相談支援に関する一定のトレーニングを受けた親御さんを指します。
ペアレント・メンターによる相談は、支援機関を通しての申し込みとなります。
詳しくは、クローバーのホームページをご参照ください。
ペアレントメンターのページはこちら
上記「クローバー」のペアレント・メンター会員、入会の費用は次の通りです。
- 正会員入会金・・・・・2,000円
- 正会員会費・・・・・・7,200円（1年分）
発達障がいのお子さまを育てた親御さんが今までの子育て経験を活かして気持ちに寄り添い、共感したり、関係機関の紹介などを通して子育てを応援してくれます。
とても心強いですよね。
まとめ
今回は札幌市清田区里塚にある児童発達支援・放課後等デイサービス「こどもデイサービスセンター なごみ」が発達障がいのお子さまに「どのくらい療育の費用が必要なのか」を紹介しました。
所得によって料金が違ったり、お住まいの市町村によって減免があります。
療育について、少しでも疑問や質問があれば、「こどもデイサービスセンター なごみ」や、お住まいの地域の窓口、専門機関に相談してみてくださいね。きっと、あなたに合った解決策が見つかりますよ。
「こどもデイサービスセンター なごみ」では、療育体験も受付けております
札幌市清田区里塚にある児童発達支援・放課後等デイサービス「こどもデイサービスセンター なごみ」では、発達に課題のある0歳から18歳までの児童をお預かりし、「書道・学習サポート・食育・感覚統合」などを通しお子様へのサポートをおこなっています。
「こどもデイサービスセンター なごみ」の療育は「ドッグセラピー」を取り入れています。
犬と触れ合うことでお子さまの心をやわらげて、言葉が通じなくても無条件にお子さまを信頼してそばにいてくれます。動物との触れ合いはメンタル面での健康を回復させる効果があると言われ、とても癒されますよ。
「花育」も取り入れています。お花を手に取って香りや手触りを楽しみながら、自分らしくお花を活けることによってお子さまの感性や好奇心を育むことができますよ。
お子さまと親御さんの不安をわずかでも取り除ける場になるようサポートさせて頂きます。療育の体験をしていただくこともできますので、お近くの方は、お気軽にお問い合わせください。
なごみの療育の様子はこちらからご覧になれます。
Instagramはこちら「こどもデイサービスセンター なごみ」は親御さまを応援しています。
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