「うちの子、療育って本当に必要なのかな?」「療育を受けないと将来後悔する?でも、効果があるか不安…」
お子さまの成長を願う親御さんなら、誰もが一度は悩むことですよね。
この記事では、札幌市清田区里塚にある児童発達支援・放課後等デイサービス「こどもデイサービスセンターなごみ」が、そんな悩みに寄り添い、お子さまの療育選びやタイミングで後悔しないためにわかりやすく解説します。
療育を受けずに後悔した3つの事例をご紹介
お子さまが日常生活や周囲と円滑にコミュニケーションをとれないことが心配ではありませんか。そのうちできるようになるだろうと感じるのも無理はないでしょう。
気づいた段階でお子さまに合った療育のサポートが受けられれば、今の状況がさらに悪化することは、防げる場合が多いです。
後悔がないように「療育が必要な目安」を3つの例を見ていきたいと思います。
1.幼稚園生活に馴染めず子どもが辛い思いをする
3才児健診で言葉の遅れがあったものの「今は困ってないから、しばらく様子を見よう」と、過ごしていまいた。年長になり、友達との会話がかみ合わず、ルールがある遊びのルールを理解できず困る場面が増えてきたとのことです。
次第に友達を避けるようになり、幼稚園で孤立。一時期は登園を拒否するようにまでなってしまいました。
療育に通いはじめ、親御様もお子様を理解できるようになり、幼稚園の先生にも配慮してもらえて、また登園ができるようになりました。
2.幼稚園と小学校のギャップに苦しむ
幼園時代から活発で、集団行動が苦手だった小学1年生の男の子。
園での生活に大きな困りごとはなく、親御さんが心配することはありませんでした。
小学校に入学すると授業中、椅子に座っていることができず、立ち歩きが増えてその度に先生にしかられるようになります。
お子さまの自尊心をなくし、親御さんも疲弊していました。療育をスタートして「椅子に座る」や「今何する時間」など、ホワイトボードに文字やイラストでヒントをだしたり、声かけをすることでみんなと一緒に勉強できる場面をだんだん増やしていくことができました。
親御さんはお子さまの状態にもう少し早く気づいてあげられたらと後悔しました。
3.自分感情コントロールが苦手
家でもパニックやかんしゃくを起こすことはありましたが、学校でのほうが多かったようです。感覚過敏などのせいで、周囲の音や光などの刺激が耐えられなくなり、騒いでしまうことがありました。
先生に注意されたり、周りの子どもたちから色々言われたりすると、ついにはパニックになって大騒ぎし、授業をストップさせてしまうことも。
学校内で迷惑をかけてしまうこと、そしてわが子を見ているだけで疲弊してしまうことに、親御さんは心を痛めていました。
お子さまを療育に通わせたところ、自分の感情を理解できるようになり、場面に合った気持ちの切り替え方を学ぶことで、落ち着いて過ごせるようになってきました。
療育の必要性とメリットについては下記の記事で詳しくご紹介していますのでぜひ合わせてご覧ください
後悔しないための情報収集・準備
子供に療育を受けさせたいと思ったら、情報収集や準備が必要です。
療育を受ける施設や事業所を探す
お子さまに必要な療育を行っている施設はどこなのか、インターネットで調べたり地域の発達支援センターに相談して探します。
希望の療育先に少しでも早く入れるように、情報を集めて早く動く事が大切です。
受給者証の取得
療育先が決まると多くの場合、受給者証の取得を求められます。
療育先が決まれば、施設で受給者証取得までの流れを説明してくれますよ。
受給者証の申請で必要なのは「親の所得を証明する書類」「医師の意見書など、療育を受ける必要がある事を証明する書類」で、取得に時間のかかる場合があるので余裕を持って受給者証取得の手続きに進みましょう。
適切な支援を受けるための方法
お子さまのことで気になることは、まずは身近な人に相談してみましょう。
相談することで気持ちが楽になるだけでなく、今後の対応のヒントが見つかることもあります。
- 身近な人に相談する
乳幼児健診の保健師さんやかかりつけ医、小児科に相談してみましょう。
- 児童精神科などの専門の医療機関に相談する
診断を行えるのは医療機関のみになります。児童神経科・小児精神科・発達外来など、子どもの発達に詳しい医師に相談することをおすすめします。
- 地域のサービスを利用して相談する
- 子ども支援センター
- 保健センター
- 児童発達支援センター
- 発達障がい者支援センター
- 児童相談所
- 市区町村の担当課
札幌市での相談の窓口をご覧になりたい方は、下記のホームページをご参照ください。
相談してみることで情報が得られて、悩みが解決することもあります。お一人で悩まず、ぜひ相談してみてくださいね。
後悔しない療育をチェックするポイントは?
後悔しない療育のチェックポイントは下記のとおりです。
療育施設を選ぶ上で、少しでも参考になればうれしいです。
専門職がいるか
作業療法士・理学療法士などの専門職で資格者が所属しているか
個別か集団か
お子さまの特性によって個別と集団が選択できるか
母子分離か、分離の場合は希望に応じて見学ができるか
親御さんが療育を見学したいときは応じてくれると安心ですよね
送迎ありかなしか
利用前に送迎の可否は確認が必要です
開始前や定期的に評価をしてくれるか
療育を開始する上で大切なのが「評価」で、客観的に見れるような内容であれば適切です
療育中、もしくは療育後のフィードバックがあるか
提供した活動(遊び)をどのような目的で行ったのか、それが将来何に繋がるか論理的に説明してくれる所もポイントです。
地域との情報連携を取っているか
「支援方法・プログラム」内容について、親御さんのサポート(家庭での困りごとなどの相談対応、支援状況の共有など)をおこなっているか、地域連携(保育園・学校・医療機関などと施設で情報連携)をおこなっているかもポイントです。
スタッフの態度
管理者が優秀な場合は施設全体の質が高い場合が多いので、見学の際に確認しましょう。
療育施設を選ぶ際には、ぜひ以上のポイントを参考にしてください。お子さまとご家族にとって、最適な療育が見つかることを願っています。
まとめ
今回は、札幌市清田区里塚にある児童発達支援・放課後等デイサービス「こどもデイサービスセンターなごみ」が、発達障がいのお子さまの「療育を受けない後悔」について解説しました。
療育の効果や発達支援を受ける意味は、すぐに目に見えるものではないため、本当に必要なのか、いつから始めればいいのか、どんな施設を選べばいいのか…と、疑問や不安を感じるのは当然のことです。
この記事では、後悔しないための療育のタイミングと施設選びのポイントをご紹介しました。
専門家の助言を受けることで、一人で抱え込みがちな悩みを解決できることもあります。
療育について少しでも疑問や質問があれば、「こどもデイサービスセンターなごみ」や、お住まいの地域の窓口、専門機関に相談してみましょう。
お子さまにとって最適な療育を選び、笑顔あふれる未来を育んでいきましょう。
「こどもデイサービスセンター なごみ」では、療育体験も受付けております
札幌市清田区里塚にある児童発達支援・放課後等デイサービス「こどもデイサービスセンター なごみ」では、発達に課題のある0歳から18歳までの児童をお預かりし、「書道・学習サポート・食育・花育・感覚統合」などを通しお子様へのサポートをおこなっています。
不安を抱えた親御さんの不安をわずかでも取り除ける場になるようサポートさせて頂きます。療育の体験をしていただくこともできますので、お近くの方は、お気軽にお問い合わせください。
なごみの療育の様子はこちらからご覧になれます。
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