【小学生の不登校】焦らないで!今すぐできる親の対応と支援機関まとめ

「学校に行きたくない」と子どもに言われて、戸惑った経験はありませんか。不登校とは、病気などの理由ではなく、何らかのきっかけで学校に行かない(または行けない)状態が続いていることをいいます。

実は、不登校はどの子にも起こりうることで、年々増加傾向にあります。「早く学校に行かせたいと焦ってしまう」「対処法がわからない」などの悩みを抱く方もいるでしょう。

この記事では、不登校の現状や背景に加え、小学生不登校の原因と具体的な対応方法について、札幌市清田区里塚にある児童発達支援・放課後等デイサービス「こどもデイサービスセンターなごみ」が解説します。

目次

小学生の不登校、親が知っておきたい2つのこと

「最近、学校に行きたくないと口にすることが多い…」「不登校になり、1週間以上経ってしまった」など、子どもの変化に心配を抱える方もいるでしょう。

しかし、近年の不登校の現状や背景を知ると、決して特別なことではありません。

まず、不登校について親として知っておきたい大切なことを紹介します。

1.不登校は「誰にでも起こりうる」こと

文部科学省の令和5年度の調査によると、全国小中学生の不登校の子どもの人数は約34万6千人と、前年度から、約4万7千人増加しています。

その背景には、いじめや人間関係の悩みだけでなく、家庭環境、発達特性、過度なプレッシャー、感染症の影響など、さまざまな要因が複雑に絡み合っていると考えられています。

保護者の方はお子様が学校に行けていない場合、焦りや不安が募ることもあるでしょう。

しかし、不登校の問題は、社会全体の課題です。不登校は「特別なことではなく、どの家庭にも起こりうること」と考え、まずは冷静に現状を受け止めることも大切です。

2.不登校の子どもの気持ちと、親がおちいりやすい誤解

「学校に行かないのは怠けや甘え」と捉えてしまう方もいるかもしれません。

しかし、不登校の背景には、本人にしかわからない深い苦しさや不安があることも多いものです。

「みんなは学校に行くのに、自分だけ行けていない」「自分が休み続けて、クラスのみんなはどう思うだろう」といった周りの目を気にしている子もいるでしょう。

まず大切なのは「子どもがなぜ行きたくないと考えたのか」を、子どもの立場になって考えることです。「無理にでも学校へ行かせなければ」と強く働きかけることは、かえって子どもの不安を大きくし、回復を遅らせる原因になりかねません。

まずは、家庭の中に安心できる居場所をつくることが第一歩です。親をはじめとした身近な家族が寄り添い、子どもにとっての「味方」であり続けることが何よりの心の支えになります。

参考:令和5年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について/文部科学省

小学生の不登校|トップ3の原因

不登校に至った理由は子どもによって違いがありますが、ここでは3つの不登校の原因を見ていきましょう。

① 無気力・不安

小学校に入学すると、本格的な授業が始まり、生活の中心が勉強へと移っていきます。

幼児期のように自由に遊べる時間が減り、時間割に沿った集団生活の中で、決められたルールに従って行動する毎日が続きます。環境の変化に戸惑い、学校生活への不安や、学業・人間関係に自信を持てずに無気力な状態になることがあるでしょう。

学年が上がるにつれて勉強が難しくなり、「うまくできない自分」を責めてしまったり、友だちや先生との関係で悩んだりする場面が増えてくるかもしれません。

負担を感じる時間が重なると、学校に向かうこと自体が大きなストレスとなり、気力が追いつかなくなっていくこともあります。

② 親子の関わり方

家庭内でのコミュニケーションの不足や、過度な期待・干渉が子どもにストレスを与え、不登校の一因となることがあります。

子どもが抱える不安や悩みを十分に理解し、共感することなく、強い期待をかけすぎたり、過度に干渉したりすることが、子どもを追い詰めてしまうこともあるでしょう。

親子関係において、子どもの気持ちが理解されず、コミュニケーションが不十分な場合、子どもは孤立感を抱え、ますます不安を感じてしまうケースも少なくありません。

③ 生活リズムの乱れ、遊び、非行

夜更かしや朝起きられないなどの生活リズムの乱れが、登校を難しくする原因となります。

特に、夜遅くまでスマートフォンやテレビの使用により、睡眠不足になり、朝の起床がつらくなると、学校に行く気力が湧かず、悪循環に陥ることがあります。

また、ゲームやインターネットに没頭することも学校への関心を薄れさせ、非行を招く恐れがあります。遊びが過剰になることで、知らず知らずのうちに危険な人間関係に足を踏み入れてしまうこともあるでしょう。

SNSなどを通じて、全く知らない人から「学校は行かなくていい」「一緒にお金を稼ごう」などと甘い言葉で誘われ、トラブルに巻き込まれるケースも見られます。

子どもが何に興味を持ち、どんな情報に触れているか、周囲の大人が日ごろから関心を持って見守ることが大切です。

参考:令和3年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要(文部科学省)

親ができる具体的な3つの対応

不登校の状況に直面したとき、親として何ができるのか悩む方も多いかもしれません。

無理に解決しようと焦る必要はありませんが、子どもの様子に寄り添いながら、少しずつできることを探っていく姿勢が大切です。

ここでは、家庭でできる関わり方や学校とのつながり方、親自身の心を守るためのヒントをご紹介します。

1.学校との連携方法と、親が伝えるべきこと

学校とつながりを持ち続けることで、子どもの変化に気づきやすくなることがあります。

担任の先生やスクールカウンセラー、養護教諭の方などと連絡を取りながら、無理のない形で子どもに関する情報を共有することが大切です。

「今は登校が難しい状況であること」「家庭でどのような様子が見られるか」「子どもが安心できる対応や関わり方」など、学校側に知っておいてもらいたいことを丁寧に伝えましょう。

子どもの状況を共有しておくことで、今後の対応について話し合いやすくなることがあります。

2.家庭でできる、子どもの心のケアと学習サポート

毎日の過ごし方が気持ちの安定につながることがあります。

子どもの表情やしぐさ、言葉などから、どんな気持ちでいるのかをそっと感じ取ってみることが心のケアの一歩となるかもしれません。

言葉かけやスキンシップを通じて、安心できる時間を一緒に過ごすことで、少しずつ気持ちがほぐれていくこともあるでしょう。

学習については、無理に取り組ませようとせず、子どもが興味を持っていることや得意なことから取組んでみるとよいかもしれません。

3.親自身の心のケアも大切!相談できる場所と心の支え

子どもへの心配や対応に追われる中で、親自身が疲れやすくなることもあるかもしれません。思いを抱え込まず、話せる場所を見つけておくことが心の安定につながりそうです。

地域の相談窓口、スクールカウンセラー、医療機関、民間支援団体など、利用できる場所をあらかじめ知っておくと安心です。同じような経験をした人の話にふれることで、心の支えになる場合もあります。

小学生の不登校で悩んだ時の相談先一覧

子どもが学校に行けなくなったとき、どのようにサポートすればよいか戸惑うこともあるかもしれません。

一人で抱え込まずに相談できる窓口を見つけ、子どもの様子に合わせて、適した相談先を選びましょう。

スクールカウンセラー|まずは話しを聞いてもらうなら

学校に配置されているスクールカウンセラーは、生徒や保護者の悩みを受け止め、心のサポートを行う専門の職員です。

子どもが抱えている不安や不登校に至る背景を一緒に整理しながら、穏やかに気持ちを受けとめてくれる存在となることがあります。

学校を通して予約や相談ができるので、話を聞いてもらいたいと感じたときは利用してみましょう。

教育支援センター|相談なら

教育支援センターでは、不登校の小中学生やその保護者に向けて、相談や支援を行っています。

学習のサポートやカウンセリング、将来的な学校復帰に向けた計画の相談など、子ども一人ひとりの状況に応じた対応が行われる施設です。

地域によって支援内容は異なるため、利用を検討する際には、各自治体のホームページなどで情報を確認してみるとよいでしょう。

児童相談所|相談するなら

児童相談所は、子どもに関するさまざまな問題に対応している専門機関です。

心身に関する悩みや家庭内での支援が必要な場合、相談を受けることが可能です。子ども一人ひとりに合わせたサポートを提供しており、適切な支援を受けられるでしょう。

フリースクール|居場所づくりなら

学校とは異なるスタイルで学びや交流を行うフリースクールは、不登校の子どもたちが自分のペースで過ごせる居場所のひとつです。

学習だけでなく、創作活動やコミュニケーションの機会を通して、自己肯定感や社会性を育むことも大切にされています。

自由な雰囲気の中で、自分らしく過ごせる時間を持つことで、少しずつ前向きな気持ちにつながることもあるでしょう。

習い事|居場所づくり

習い事には、バスケットやサッカーなどの運動系や、ピアノや美術教室など音楽・アートといったさまざまな種類があり、興味や性格に合った活動を見つけやすいという特徴があります。

家庭や学校以外の場所で過ごす時間が、不登校の子どもにとって心の拠りどころとなることもあるでしょう。

学びや体験を通じて少しずつ自信を育み、年齢の異なる人との交流を通して人間関係の幅が広がることも期待できそうです。

不登校対応の塾・家庭教師|学力が気になるなら

学習への不安がある場合には、不登校の子どもに特化した塾や家庭教師のサポートを受ける方法もあります。

自宅で学べるスタイルや子どもの気持ちに寄り添った対応が特徴で、無理のない形で学びを継続できるよう工夫されているようです。

対面でのやりとりを通して、学習面だけでなく人との交流の機会にもなることが期待できるでしょう。

医療機関(小児科、児童精神科・発達外来)|気になる症状があるなら

体調や心の面に不調が見られる場合は、医療機関への相談を考えてみましょう。

原因がはっきりしないまま学校に行けなくなるようなときには、心の不調が背景にあるかもしれません。

小児科や精神科、心療内科などで専門的なアドバイスやケアを受けることで、より適切なサポートにつながる可能性があります。

放課後等デイサービス|特性に合わせた学習方法

放課後等デイサービスでは、発達に特性がある子どもに向けて、学習や日常生活の支援、社会性を育むための関わりが行われています。

学校に行くことが難しい場合でも安心できる環境の中で、それぞれの特性やペースに合わせた学びが可能です。人とのやりとりや自信の回復につながる経験を積む場としても活用されることがあります。

なお、札幌市清田区里塚にある「こどもデイサービスセンターなごみ」では、幼児から高校生までを対象にした支援が行っています。

ご家庭の思いや不安を受け止めながら、一人ひとりに合った関わりを大切にしているため、ご相談お待ちしています。

親の会|相談や情報など同じ境遇の親とつながるなら

不登校や発達障害など、お子様に関する悩みを抱える家庭が集まる「親の会」は、共通の悩みを共有し、支え合うための場です。

情報交換をしたり、他の保護者と話すことで孤独感が軽減され、悩みや不安が少しでも和らぐかもしれません。お互いに励まし合いながら、前向きに子どもを支えるために必要な場となることが考えられます。

不登校の札幌の相談先一覧

お子様が学校に通えない状況になったとき、心配や不安を一人で抱えることなく、地域の相談窓口を利用してみることも一つの方法です。札幌市内では、いくつかの支援機関が用意されています。

●子どもアシストセンター(札幌市子どもの権利救済機関)
学校での過ごし方や家庭内でのやりとり、人間関係の悩みなど、子どもに関するさまざまな話題について相談できる窓口です。専門の相談員が対応しており、子ども自身だけでなく、保護者の立場からの相談も受け付けられています。

●札幌市若者支援総合センター(Youth+センター)
進路や就労、生活の中での不安など、15歳から39歳くらいまでの若者やその家族が対象となる相談窓口です。個別対応での相談が行われており、カウンセラーによるサポートを受けることができるようです。

●24時間子供SOSダイヤル
いじめや対人関係の悩みなど、困りごとを誰かに話したいときに利用できる電話相談窓口です。年中無休で24時間対応しているため、時間を気にせずに相談しやすい体制が整えられています。

●各区家庭児童相談室
子どもに関係する機関や保護者等から、18歳未満の子どもの福祉(家庭での養育、不登校、非行など)に関する相談が可能でしょう。必要に応じて支援機関との連携も行われており、各区に設置されています。

●札幌市児童相談所
子育ての中で感じる不安や、子どもの発達や行動に関する心配ごとについて相談が可能な機関です。対応内容に応じて、必要な支援体制が整えられています。

札幌市:子どものための相談窓口

【小学生不登校の段階別】正しい家での過ごし方

不登校の子どもが家庭でどのように過ごすかは、心身の状態や回復の段階によって異なる場合があります。​以下では、初期・中期・後期の各段階における過ごし方のポイントを紹介します。

不登校初期段階

不登校になったばかりの頃は、心や体にさまざまなサインが現れやすく、子ども自身もどう過ごしたらよいか分からなくなっていることがあるでしょう。

無理に何かを変えようとせず、安心して心を休められる環境づくりが大切になります。

【正しい過ごし方】
初期段階では、まず子どもが「家が安心できる場所」と感じられるように、のびのびと過ごせる空気づくりを意識しましょう。

ゲームやテレビ、好きな遊びなどに夢中になることもあるかもしれませんが、否定せず受け止める姿勢が、心の緊張をほぐすきっかけになることもあります。

ゲームは、子どもにとってリラックスする時間となり、自己肯定感や達成感を感じる場でもあります。例えば、ゲームを通じて何かを達成したり、仲間と協力したりすることで、心の回復をサポートにつながりそうです。

生活リズムが大きく乱れすぎないように「朝はカーテンを開けて日光を取り入れる」「一緒に食事をとる」などを意識することで、心身の安定につながっていく可能性もあるでしょう。

【親が注意すること】
子どもが学校に行かない状態が続くと、どう接したらよいか悩む場面も増えてくるかもしれません。「何とかしよう」と焦るよりも、子どもが「親と一緒にいる安心感」を抱けるように接していきましょう。

声をかけるときも、「どうして行けないの?」ではなく、「疲れていたんだね」「今日はどんなふうに過ごしたい?」といった、気持ちを汲む言葉がけを心がけるとよさそうです。

また、「今は休む時期なんだ」と保護者自身が受け止めることが、子どもにとっても安心材料になります。「今すぐ解決しなくてもいい」そう思えるだけで、親子ともに少し肩の力を抜いて過ごせるようになるかもしれません。

不登校中期段階

不登校の中期段階は、少しずつ気持ちが落ち着いてくる時期ですが、まだ先の見通しが持てず、不安定になりやすい段階でもあります。

無理に次のステップに進めようとするよりも、今の状態に合わせた関わり方が大切になってきます。

【正しい過ごし方】
中期段階では、家の中での生活が落ち着いてきた様子が見られるかもしれません。

子どもが少しずつ自分の興味や関心に目を向けられるようになる場面もあるでしょう。

「最近よく見ている動画について話してみる」「ちょっとした外出に誘ってみる」など、何気ないやり取りの中に新たな一歩のきっかけになりそうです。

また、家の中で簡単な家事を一緒にすることも、生活リズムを整える手助けになります。例えば、食事を一緒に準備したり、片付けを手伝ってもらったりすることで、自然に生活のリズムを取り戻しやすくなるでしょう。

【親が注意すること】
子どもが少しずつ元気になってくると「明るい表情が増えてきたから学校へ戻れるのでは」と期待が高まることもありますが、本人の気持ちがまだ追いついていないことも多いものです。

「早く戻らなきゃ」と子どもがプレッシャーを感じると、また心を閉ざしてしまう可能性もあります。焦る気持ちが出てきたときは、深呼吸をして、「子どもなりのペースで進んでいる途中」と捉えることも大切です。

担任やスクールカウンセラーなどと相談しながら、無理のない範囲での関わりを続けていきましょう。

不登校後期段階

不登校の後期段階は、少しずつ心の回復が見えてくる時期ですが、依然として不安や迷いが残ることも多いでしょう。学校へ戻る準備が整っていない場合もあるため、焦らず、子どものペースを尊重したサポートが重要です。

【正しい過ごし方】
後期段階では、心の状態が安定しつつあることが多いですが、それでも過去の不安が根強く残ることもあるでしょう。

子どもが自分のペースで日常に戻りつつある時期なので、焦らずにリラックスできる環境を提供することが大切です。

後期段階では、趣味や興味を広げる機会を設けることもひとつの方法です。

たとえば、新しい習い事を始めてみたり、一緒に外に出かけたりと、外出が気分転換となり、学校に戻る準備にもつながるでしょう。

無理なく、新たな経験を積み重ねることが、自己肯定感を高めるきっかけになりそうです。

【親が注意すること】
後期段階では、子どもが学校に戻ることを考える時期に差し掛かりますが、まだ気持ちが完全に整っていないこともあります。

親としては、子どもが学校に戻ることを期待しがちですが、無理にその期待を押し付けないように心がけましょう。

「学校へ行く準備ができているのでは?」と感じたとしても、子どものペースを尊重し、焦らずサポートすることが重要です。

学校への復帰は急ぐ必要はなく、今の状態を大切にしながら、少しずつコミュニケーションを取っていくことが回復に繋がるでしょう。

学校との連携も進めつつ、無理なく支援を行っていくとよいですね。担任やスクールカウンセラーと協力し、段階的に関わりを再開できるよう、子どもの心の準備を整えていくことが大切です。

小学生不登校の小学生勉強方法

学校に通うことが難しくなった小学生にとって、学びの形は一つではありません。焦らず、子どもの様子に合わせて進めていくことが大切です。ここでは、無理なく取り入れられる勉強方法をいくつかご紹介します。

生活の中に「学びのきっかけ」を取り入れる

不登校が続いているとき、机に向かうことに強い抵抗感をもつ子も少なくありません。

まずは生活の中に自然と「学び」が入り込むような工夫から始めてみるとよいでしょう。

例えば、一緒に料理をする中で「材料の重さを量る」「時間を計る」といった場面が、算数の感覚にふれる機会になります。

また、好きな本や図鑑を読んだり、調べ学習を楽しんだりすることで、「学ぶって面白い」と感じるきっかけが生まれるかもしれません。

本人のペースで取り組める「家庭学習」の工夫

心が落ち着いてきたら、家庭での学習を少しずつ取り入れていくのも一つの方法です。

学校の教材にこだわらず、市販のドリルや動画教材など、子どもの興味に合うものを選ぶと、取り組みやすくなるでしょう。

学習時間も「1日10分だけ」など、短時間から始めてみると負担が少なくなりそうです。

保護者が隣に座って一緒に取り組んだり、「ここまでやったら休憩しよう」と声をかけたりしながら、安心感のある環境で進めていくことが大切です。

学びを支える外部サービスの活用も視野に

オンラインの学習支援やフリースクール、放課後等デイサービスなどの専門機関を活用することで、学習の楽しさを知るきっかけにつながる可能性もあります。

学習面だけでなく、生活リズムや対人関係なども含めたサポートが受けられる場合もあるでしょう。

本人が前向きになれそうなタイミングを見計らいながら、無理のない範囲で専門機関のサービスを取り入れていくと、学びの幅が広がるかもしれません。

なお、札幌市清田区の「こどもデイサービスセンターなごみ」では、子どもの特性に合わせて、教材やタブレットを活用し、子どもに合った学習方法を探す支援をしています。

字の読み書きが苦手な子には、目の動きを整える「ビジョントレーニング」や、手先を使った遊びを取り入れるなど、特性に合わせてサポートしていますので、ご利用についてお気軽にご相談ください。

不登校のお子さまに「なごみ放課後等デイサービス」という選択肢もあります

不登校は、子どもにとっても保護者にとっても戸惑いの多い出来事かもしれません。

ただ、段階ごとの様子に寄り添いながら家庭でできることを少しずつ積み重ねていくことで、子どもが安心して過ごせる環境づくりにつながるでしょう。

お子さまが不登校になったとき、「どう寄り添えばいいのか分からない」「家での時間の過ごし方に悩んでいる」と感じる保護者も多いのではないでしょうか。

その際は、選択肢のひとつとして「放課後等デイサービス」の利用を考えてみるのもよいかもしれません。

放課後等デイサービスは、学校へ通うことが難しいお子さまが、安心して過ごせる場所です。平日の放課後や長期休暇中などに利用でき、学習支援や生活スキルの練習、人との関わりを深める活動などが行われています。

また、不登校の状態で放課後等デイサービスに通うことで、一定の条件を満たせば学校の「出席扱い」として認められる可能性があります。​

これは文部科学省が定める「出席扱い制度」に基づいており、学校外での活動が学校での出席と同等に評価される制度です。

学校以外にも「安心して通える場所がある」と感じられることは、お子さまにとっても、保護者にとっても大きな支えになります。

札幌市清田区里塚にある児童発達支援・放課後等デイサービス「こどもデイサービスセンター なごみ」では、発達に課題のある0歳から18歳までの児童をお預かりし、「書道・学習サポート・食育・花育・感覚統合」などを通しお子様へのサポートをおこなっています。

不安を抱えた親御さんの不安をわずかでも取り除ける場になるようサポートさせて頂きます。施設の体験をしていただくこともできますので、お近くの方は、お気軽にお問い合わせください。

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