「もう限界…」不登校の子を支える親がしんどいと感じたとき

「もうしんどいよ…」と子どもの不登校に向き合う親が感じるのは、決して珍しいことではありません。毎日の心配や対応に疲れ、どう接すればよいのかわからなくなることも多いでしょう。

この記事では、札幌市清田区里塚にある児童発達支援・放課後等デイサービス「こどもデイサービスセンター なごみ」が、親御さんのしんどさに寄り添い、不登校のお子様を支えるための具体的な対処法やサポートのあり方を紹介します。

ひとりで抱え込まず、少しずつ前向きになれるヒントとしてお役立てください。

なぜ親はこんなにも「しんどい」と感じるのか

「今日もまた学校へ行けなかった…」そんな日々が続くと、胸の奥が重たく感じられることがあるかもしれません。

お子様のことを思い、心配しながら毎日を過ごしている親にとって、不登校という状況は、目に見えない疲れや戸惑いを積み重ねていくものです。

日々の対応を一身に背負うことが多く、「もう頑張れない」「どうすればいいのかわからない」と感じてしまう瞬間もあるでしょう。

誰かに「大丈夫?」「話を聞くよ」と言ってほしいけれど、どう相談すればよいのかわからないまま、自分の気持ちにフタをしてしまう方も少なくありません。

ここでは、不登校のお子様を支える日々の中で、親が「しんどさ」を感じる背景を紹介します。

子どもの不登校=親の失敗ではない

お子様が不登校になると、「自分の育て方が悪かったのではないか」と責めてしまう方が多いようです。

しかし、不登校は決して親の失敗ではありません。

子どもそれぞれの性格や成長のペース、環境の変化やストレスなど、さまざまな要素が絡み合って起こるものです。

完璧な親など存在せず、子どもの問題を一人で抱え込まないことが大切です。

自分を責め続けるのは心の負担が大きくなるだけなので、まずは「これは自分のせいじゃない」と心に少しゆとりを持つことを心がけてみましょう。

毎日の接し方に正解が見えないつらさ

「今日はどう声をかけたらいいのだろう」「話を聞いてあげたいけど何を話せばいいの?」と、毎日どのように接すればよいのか悩むこともあるでしょう。

子どもにとっては、親の存在そのものが大きな支えです。

たとえうまく言葉が見つからなくても、「そばにいること」「安心できる場所を作ること」が何よりも大切です。

あれこれ考えすぎず、ゆっくり一歩ずつ向き合うことを意識しましょう。

周囲の理解のなさが孤独感を強める

周りの人から「頑張れ」「もっとしっかりしなさい」と言われたり、「親の態度が悪いのでは?」と誤解されたりすることもあるでしょう。

このような言葉を投げかけられると心に刺さり、孤独感やつらさを増幅させる原因になります。

不登校の問題は、本人や家族だけの問題ではなく、社会全体の理解や支えが必要です。

気持ちを打ち明けられずに一人で抱え込んでしまう前に、少しでも理解してくれる人や専門機関に相談してみることが、心の負担を軽くする一歩となるでしょう。

しんどさを軽くする具体的な行動|一人で抱え込まないための3つのヒント

不登校のお子様を支える毎日は、気持ちの揺れや不安を抱きやすいでしょう。

何とか頑張ろうとしても、心が追いつかず「しんどい」と感じる瞬間も少なくありません。

そんなときは、自分の気持ちを無理に押し込めず、少しだけ楽になる方法を取り入れてみましょう。

具体的な対処法やサポートを受けることで、心の負担を少しずつ軽くできるはずです。

ここでは、無理せずできる心のケアや相談の方法を紹介します。

1、無理に前向きにならなくてもいい

 不登校のお子様を支えていると、「早く前向きにならなければ」と自分を追い込んでしまうことはありませんか。

しかし、無理にポジティブになろうとするのは、とても疲れてしまいます。まずは、「今はしんどい」と感じる自分の気持ちを認めてあげることが大切です。

焦らず、その気持ちを素直に受け入れることで、心の負担が少し和らぐでしょう。

自分を責めず、頑張りすぎない姿勢が結果的にお子様を支える力にもつながりそうです。

2、親自身のためのセルフケア習慣

子どもに向き合う時間が多いほど、自分のケアを後回しにしがちです。

とはいえ、親自身の心と体の健康があってこそ、子どもを支える力が湧いてくるものでしょう。

簡単な深呼吸や軽いストレッチ、趣味の時間を持つだけでも気分転換になります。

また、日記に自分の気持ちを書いたり、信頼できる人に話したりして、心の内を言葉にすることも大切です。

日常的にセルフケアを少しずつ取り入れ、疲れや孤独感が和らぎ、穏やかな気持ちを取り戻すことを心がけてみましょう。

3、一歩踏み出せる相談先・支援サービスの利用

不登校のお子様と向き合う中で「誰かに相談したいけれど、迷ってしまう」という方も多いかもしれません。

専門家や支援サービスは、保護者の方の悩みに寄り添い、具体的なアドバイスやサポートをしてくれます。

地域の教育相談窓口や児童相談所、または不登校支援のNPOなど、頼れる場所は意外と近くにあるものです。

相談することは「弱さ」ではなく、「前向きに助けを求める強さ」です。

まずは電話やメールで問い合わせてみることが心の重荷を軽くする第一歩になります。

例えば、札幌市には以下のような相談窓口があります。

  • 各区家庭児童相談室

子どもに関係する機関や保護者の方などから、相談を受け付けています。18歳未満の子どもの福祉、家庭での養育、不登校、非行など幅広い問題に対応し、必要な支援につなげる役割を担っています。

  • 札幌市若者支援総合センター(Youth+センター)

15歳から39歳までの若者を対象に、進路や就職に関する無料相談を実施。学習支援や職業体験の紹介もあり、ご本人だけでなく保護者の方からの相談も可能です。

  • 子どもアシストセンター(札幌市子どもの権利救済機関)

学校生活の人間関係やいじめ、家庭の困りごとなど、子どもや高校生の悩みを相談できます。秘密厳守で専門相談員が対応し、必要に応じて学校や医療機関、福祉サービスと連携した支援を行います。

相談することで、自分の気持ちや心の整理につながることがあります。少しずつ気持ちを吐き出す練習だと思い、窓口に問い合わせてみるのも一つの方法です。

なお、札幌市清田区にある「こどもデイサービスセンター なごみ」では、書道や感覚統合などの活動を通じて、学校に通いにくい若者の心身の安定を支援しています。

進学や将来に不安を感じているお子様に寄り添いながら、一人ひとりのペースを大切にしたサポートを行っています。

保護者の方も相談できる場所のひとつとして、選択肢に加えてみてくださいね。

札幌市:子どものための相談窓口

しんどいと感じている時の子どもへの向き合い方

不登校の状態が続く中で、保護者自身が「しんどい」と感じる場面は少なくありません。

どう関わったらよいのかわからなくなり、不安や焦りが強くなることもあるでしょう。

まずは、自分自身と子どもの両方に、少しゆとりを持つことを意識してみてください。

子どもが話をしたがらないときは、無理に言葉を引き出そうとせず、そっと見守る姿勢が安心感につながることもあります。

また、必要に応じて「少し距離を置く」ことも考えてみましょう。

保護者の方が心身ともに疲れてしまうと、やさしく関わる余裕がないため、まずは適度な距離感を保ちながら、気持ちを整えられるとよいですね。

気持ちのゆとりが生まれると、子どものちょっとした変化や心の動きを以前よりも冷静に受け止められるようになるかもしれません。

たとえごく小さなことでも、子どもが前に進もうとする姿が見えたときには見逃さず、しっかり認めてあげましょう。自信の芽を育てる大切なきっかけになります。

しんどい時期はすぐに終わるとは限りませんが、無理をせず、焦らず、親子それぞれのペースを大切にしながら進んでいけるとよいですね。

まとめ|子どもを信じるには、まず親が安心することから

不登校の状況が続く中で、子どもを心から信じたいと思っていても、親自身が不安や疲れでいっぱいになっていると、その気持ちを持ち続けるのが難しく感じることもあるでしょう。

まずは、保護者の方が安心できる環境や時間を大切にしてみてください。

無理に答えを出そうとせず、自分の気持ちに耳を傾けることから始めてみましょう。

心が穏やかになると、子どもの変化にも自然と気づけるようになるかもしれません。

焦らずに少しずつ、前を向いて過ごしてみましょう。

家の居場所として、放課後等デイサービスを利用する選択もあります。利用状況によっては出席扱いになる場合もあり、生活リズムや人との関わりを保つきっかけにもなるでしょう。

札幌市清田区里塚にある児童発達支援・放課後等デイサービス「こどもデイサービスセンター なごみ」では、発達に課題のある0歳から18歳までの児童をお預かりし、「書道・学習サポート・食育・花育・感覚統合」などを通しお子様へのサポートをおこなっています。

不安を抱えた親御さんの不安をわずかでも取り除ける場になるようサポートさせて頂きます。

施設の体験をしていただくこともできますので、お近くの方は、お気軽にお問い合わせください。

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